MaPPL25spec全体設計統括の皆川草太さんにインタビューしました!

皆川さんは、主に鳥人間コンテスト2025で全体設計統括でもあり、ばかうけでもあったすごい人です

学部・学科:システムデザイン学部・情報科学科

1.なぜ、MaPPLに入ろうと思ったのですか?

入試で失敗し不貞腐れていたので、「ただの都立大の学生」として学部の4年間を浪費するのは耐えられなかったから

2.設計のこだわりポイントは何ですか?

 フェアリング長を大きく伸ばしたことにより、流体の剥離をできるだけ抑え、尾翼の効果を最大化する設計に変更したこと ・吊り具を延長し剛性を大きく高めたことによりフレームのたわみを大きく減少させたこと

 データロガーの性能(センサ取得頻度)を10倍近く跳ね上げたこと

 ハッチをサーボ駆動にしてフェアリングに取り付けたことによりフレームのたわみによる動作不良をなくしたこと

3.どのような思いでフライトをプラットホームから見ていましたか?

途中まではハッチ閉まるか心配で気が気ではなかった。

機体が大きくそれてからは「パイロットが危険だな」と焦る気持ちがわいたのと同時に「ああ、設計によるインシデントだな」と思う気持ちがありました。

着水後は一年間の活動が走馬灯のように流れてきて、自分にもっとうまくできる方法があったんじゃないか、この結果にならないように自分は何かできたんじゃないか、どこかで起死回生の一打を自分が打てたのではないか、という自責の念と、「この出来事をどうにかして来年の糧にしてもらわないと一年間頑張ってきた成果が無駄になってしまう」責任感で感情が湧いてこなかったです。

正直嘔吐しそうだった

4.MaPPLの中で1番楽しかったことは何ですか?

2年生の時の翼班旅行。ブドウ狩りも楽しかったし、買ったワインもおいしかったし、ほったらかし温泉が絶景で気持ちが良かったし、そのあとに食べたほうとうも最高だったため

5.MaPPLの中で1番大変だったことは何ですか?

第二回目重心測定の前の仮組でフェアリングが大きく干渉した時。

設計上では四隅とも30mmほどクリアランスがあったのにそれが全部消えていて本当に原因が分からなくて、自分で対処策も思いつかなくて本当に万事休すだと思った。

(実は帰宅時に帰り道の橋で体力の限界もあり、嘔吐した←使わなくていいです)

5.未来のMaPPLerに一言お願いします!

楽しさも苦しさもきっとこれからの成長の糧になるのは間違いないので、全力でやる事をお勧めします。

中途半端にやったところでコスパの良いサークルではないので

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