毎回この欄を書くときに迷うんです。「書いている瞬間のこと」を書くべきか、それとも「月初の出来事」を思い出して書くべきか……。なのでこれからは、「書いているその時のこと」を書くように統一しようと思います!

 明日からは2026年になります。 26specにとってはいよいよ本番の年。気合いを入れ直すタイミングということで、今回は最後に代表からの一年の締めくくりの言葉もいただきました。 各班の進捗と合わせて、ぜひ最後までご一読ください。

作業状況

翼班

 今月は本番機のリブ制作を始めました!十字引きの位置を指定していなかったことにより、Tのリブマスターがスライスしたスタイロ内に収まらない事態が発生しました。Tのリブっておっきいんですね!勿体ないことにならないよう指示は的確に、、、。心がけてまいります。
 そんなこんなで進捗は進んだり戻ったりの1ヶ月となりましたが1番おめでたいことは新リブ切り台がお披露目されたことです!電装班ありがとう (どういたしまして)

p.s.27spec主催のクリスマスパーティー楽しかった(YHC)

胴体班

 フェアリングとフレームの試作を行いました。フェアリングの試作では最後の収束部分の試作を行うために発泡のスライスを行いました。
 フレーム試作については、MaPPLでは長らく同じ径のパイプを使用しており、その径に対応した加工器具しかなかったため、径を変更するための加工方法を模索しました。なんとか一体完成させることができ、フレーム測定を行うことができました。(胴体班長)

電装班

 今月はようやくセンサ等の選定を一旦終えたので、年明けから試用運転していきます!
 納得いける結果が得られるといいですが、何かしら改善点は出てくるでしょう。他には、翼班から希望されていたリブ切り台の製作を完了することができました!製作に時間がかかってしまいましたが、うまくできてよかったです!
 これから、ハッチ・ラダー・ピトー管・Webサイト・最近調子の悪い3Dプリンターの対処など、センサに加え電装班のやる事が増えていきますがみんなで頑張って参ります!(電装班長)

接合班

 新たな接合部構造を実現するために、繰り返し試作と荷重試験を行いました。
 設計通りの強度が出て大変満足しています。また、コクピットのパイロットが乗る部分(MaPPL用語:肘置き)も製作しました。弊部の肘置きはスタイロフォームとCFRPのサンドイッチ材で、26specでは接合班が担当しました。(接合班長)

突撃MaPPLer

第四回では全体設計統括の皆川草太さんにインタビューしました!詳しくは以下のリンクをご確認ください。

突撃MaPPLer.vol4

代表からのお言葉

 こんにちは。MaPPL26spec代表の加藤です。2025年を振り返って、自分達にとっては試練の年とも言えるものとなりました。先輩達が居なくなって執行代となった私達ですが、年内はスムーズに出来ないことが多かったです。その上、共和電業様との新しい桁試験、新しいT桁積層、新しいフレーム加工や新しい接合方法など…今まで引き継いで来たものを色々新しくした為、沢山失敗も繰り返しました。
 まだまだやらなければならない事や課題が多いですが、来年も怪我なく健康体で作業に臨みたいものです。2026年もMaPPLをよろしくお願い致します

ここまで読んでくれた頃にはもう2026年になっていると思うので改めて、明けましておめでとうございます。
今年も一年間応援お願いします。(ばかうけ)

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